不可視生物研究室

寄生物：木の葉。切断・破損の場合のみ出現する

生息域：世界中

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　本種は、切断・破損された寄生物に対し、あたかもその部分を補うかのように出現、可視化するという珍しい習性を持つTsukumoである。寄生物に上記のような変化が生じない場合は決して出現しないために、この不可視生物は長い間発見されることがなかった。このような、寄生先に何らかの条件を与えた場合のみ出現する、というTsukumoの存在は近年徐々に報告が増加しており、これまでTsukumoが寄生しないと考えられていた物品の数々についても改めて検証を行う必要性が指摘されている。

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　この、葉の失われた部分が浮かび上がるという本種の可視化方法はキルリアン写真術における「幻葉(ファントム・リーフ)」現象の様子によく似ている。キルリアン写真にて写るそれは、葉が持っていたオーラの可視化したものであるとされているが、本種がそのオーラと同義のものであるかどうかは不明である。