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​上軟下軟型

上軟下軟型は過酷な環境に耐えるための「殻」を持たないことから、「殻」説支持者の中ではAtmospheric beastsの進化過程における原始的な種であるとされている。彼らの予想通り、最も総数の多いこの種は総じて熱や乾燥などに弱いらしく、そのような地域では殆ど見ることはできない。また原始的、とされるということはつまり、その起源を探る上で重要な存在であるとみなされているということでもある。外見だけで見た場合だと海洋動物に近いようにも思われるが、一方で見方によってはキノコなどに近い外見をしているものもいる。つまり外見上だけでは海説、及び山説のどちらかを肯定否定する材料とはなり難く、現時点で両者の決着をつけることはできない。

特殊形状としては風船型1種、大鰭型3種がそれぞれ存在する。うち大鰭型の一つであるAir whaleは現時点で最大のAtmospheric beastsであるとされている。一方で現時点最小種であるFairy(Butterfly)もこの上軟下軟型に属している点は興味深い。一説には体を規定してしまう殻が存在しない上軟下軟種はその大きさや形状について最も多様性のある存在であるという。ただしその点については他の方についてみてもそう変わらないようにも思われるのだが。

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