不可視生物研究室

体長：約100㎜。観測時サイズは20㎝程度

​分類：上軟下軟型

生息域：ヨーロッパ諸国の森林

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​　和名の由来ともなったスカート状の薄い「傘」である上部、および足のような2本の触手からなる下部が特徴。このことから、「妖精」と聞いて我々がイメージする、翅を有した女性像のモデルとなったのではないかとされている。本種はこうした体構造のために、下部が上部の「傘」の中から現れているような外見をしているが、その下部上端は上部のどこにも繋がってはおらず、まるで宙に浮いているような状態となった奇妙な構造をしていることが分かる。この接続部は拓本にも記録されていないため、研究者の中には何か不可視不可触の未知のエネルギーによって体をつなぎとめているのだと考える者もいる。

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　本種は、他に「Fairy」と名付けられた2種、(Fly)と(Butterfly)とはその生息域を同じくしており、秋季にキノコに群がる様子が見られる。なお、かれらの出現しやすい時期はそれぞれ異なりながらも、その区分は非常に緩やかであり、3種同時に観察がなされることも珍しくない。