不可視生物研究室

体長：約150㎜。観測時サイズも同程度とされる

​分類：上軟下軟風船型

生息域：ヨーロッパ諸国の森林

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​　上部先端に4つの「風船器官」を有する種。この器官について、その昆虫の翅のような外見から質感についても同様であるように錯覚しがちだが、採取者の証言によれば当器官は昆虫というよりはむしろ、イカやタコなどの軟体動物の「ひれ」に近い感触を持つものであったようである。このことから、この翅のような風船器官は我々のような存在の「可視点からの観測」に対抗するため、昆虫に紛れるように「擬態」する目的で発達したものではないかとする説が有力である。

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　なお、Fairyと名付けられた種にはほかに(Butterfly)、(Legs)の2種が存在しているが、本種を含めた3種はその生息地を同じくしており、3種同時での目撃例も存在している。本種は特に夏季に観測が見られ、植物の周囲に群がる様が目撃されている。このことから、本種は植物、ないしそこに生息する小さな昆虫などを餌にしているものと考えられている。