top of page
Fairy(Butterfly)
和名:チョウチョウスダマ
体長:約60㎜。観測時サイズも同程度、或いはそれよりもやや小さいとされる
分類:上軟下軟型
生息域:ヨーロッパ諸国の森林
現時点で最小のAtmospheric beastsとされる。その蝶の翅にも似たひれの形状から、本種は昆虫への擬態による「自身の存在の隠蔽」を行っているものと推測される。また、一部の報告においては観測の際実寸よりもやや小さく見えたとされており、このため通常自身を大きく見せる作用を持つ「錯覚」能力を、本種は逆に小さく見せることで外敵から逃れるように進化したのではないかと考えられている。
本種は、他に「Fairy」と名付けられた2種、(Fly)と(Legs)とはその生息域を同じくしている。本種は春季に花に群がる様子が見られることから、自身が擬態する蝶同様花の蜜を吸って生活している(あるいは、そのようすを「真似」している)ものと考えられる。
なお、その印象に違わず本種のひれは脆く、破損しやすいため採取及び拓本の記録には細心の注意が必要である。
bottom of page